2018年11月15日配信のメルマガ

Fの店便り vol.194【2018年11月15日号】

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■■■“安心と信頼と「わくわく」を、お客さまに”
<F の店は、お客さま目線で考えるお店です>
■■■ F の店便り vol.194【2018 年 11 月 15 日号】
■■■ <<< https://www.fussa.co.jp>>>
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11 月も半ばを迎え、晩秋という気配が漂っています。
肌寒さも感じるようになった昨今、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

暖房を出したり、厚手のコートを用意したりと、
冬仕度にも余念がありませんよね。
暮らしを支える頼もしい存在も、F の店にはズラリ。
まさに、「頼って安心・F の店」。
F の店の底力をとくと感じてくださいね!

では、11 月<月ナカ号>のスタートです。
最後まで、よろしくおつきあいください。

メルマガ読者限定 おトク情報コーナー
第 159 回 キッチン山崎
店主・山嵜秀夫さんに、突撃電話インタビュー!

山嵜さん、こんにちは。
今の時期のおすすめを教えてください。
「毎年恒例、11 月の風物詩となっていますが、
今、カラスミを仕込んでいます。
ちょうど、今日から干し始めようかなと思っているところです」

えー! あの高級珍味・カラスミを、
手作りされているのですか?
「そうです。ボラの卵を仕入れて、
塩漬けが1週間、100%焼酎に5日漬け、
2週間から3週間干して、完成です」

そんなに手間と時間をかけてまで!
このカラスミ、どんなメニューになるのですか?
「パスタです。カラスミだけのパスタ。
とにかく、カラスミをどっさり入れます」

えー! 味が想像できません。
カラスミの塩っ気で食べるのですよね?
「そうです。とにかく、旨味しかない。
そういうパスタです」
旨味のみ〜!
これは一度、この身で食せねば!
他におすすめはありますか?
「<牡蠣と春菊のクリームソースのパスタ>も、
なかなか人気ですね」

クリームソースというのが珍しい。
ひねりが効いてますね!
「もう少しで終わりになるのですが、
<万願寺唐辛子と青唐辛子のペペロンチーノ>、
かなり辛いのですが、好きなお客さんが多いです。
ものすごく辛いのですが、赤唐辛子と違って、
さっぱりとした辛さなんです」

辛党をやみつきにさせる、
きっと“何か”があるのですね!
お料理でおすすめはありますか?
「<マッシュポテトと鶏レバーのソース>が
おすすめです。
まだ時期は早いのですが、
<白子のムニエル>もおすすめです。
アンチョビのバターでムニエルにします」

うわー、美味しそうなものばっかり。
聞いているだけで、よだれが……。
ではここで、山嵜さんのお休みの楽しみを教えてください。
「夜ご飯を何にしようかと考えて作って、
『笑点』を見ながら、晩酌することですね。
『噂の東京マガジン』で、街で料理を作るコーナーを見て、
イライラするのもアリですね」
ほんわか、のどかなお家時間が浮かびます。
いい感じです!
それではメルマガ読者限定サービスを発表してください。
「メルマガを見たと言ってくだされば、
笑顔をサービスさせていただきます」

実際は違うのですが、とっつきにくいと言われる、
山嵜さんの渾身の笑顔です。
なかなか得難いかも!

さあ、今年こそ、
カラスミパスタと出会いにキッチン山崎へ!
どんな笑顔が待っているか、興味津々です。

2018 年 11 月 15 日〜30 日までの限定サービスです。

・・・・・・・・・・・・編集後記・・・・・・・・・・・・・・
10 年来の友人である法医学者の女性が、
数年前から、日体大で教えています。
先日、講義を見にきてとお誘いを受けたのが、
「体罰死」で亡くなった子の母親の講演でした。
大分県竹田高校剣道部熱中死事件。
語られた内容はあまりにも酷く、
いつものように学校に送り出した息子と、
残酷な対面を果たさなければならなかった悲しみに、
号泣が止まりませんでした。
友人は敢えて将来、体育教師やコーチになる大学生に、
母の痛切な思いをぶつけています。
武道関係の子たちは当たり前のように体罰を受けていて、
それを肯定していたのに、「考えが変わった」と。
すごくいい試みだと、心から実感しました。
「子どもを亡くすと、人間じゃなくなるの。
涙が出ればまだいい。泣くのは正常な感情だから」
その母の言葉がずっしりと、今も心に残っています。

次回の配信は、2018 年 12 月 3 日。
おトク情報を提供してくれるのは⇒ 山下酒店さんです。
どうか、お楽しみに♪

★ライター紹介(黒川祥子)
福生市在住、ノンフィクションライター。福島県出身。
著書に開高賞受賞作『誕生日を知らない女の子』、
『「心の除染」という虚構〜除染先進都市はなぜ除染をやめたのか』、
『県立!再チャレンジ高校』『PTA 不要論』など。