2016年12月15日配信のメルマガ

Fの店便り vol.149【2016年12月19日号】

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■■■“安心と信頼と「わくわく」を、お客さまに” 
<Fの店は、お客さま目線で考えるお店です>
■■■ Fの店便り vol.149【2016年12月19日号】
■■■            <<< http://www.fussa.co.jp>>>
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来週末にはもう、今年も終わってしまいます。
2016年は皆さまにとって、
どのような年だったのでしょうか。
私にとって今年は、種まきの年だったように思います。
来年はうれしい収穫の年にしたいものです。

さて、一年の締めくくりの時を迎え、
あらゆるシーンに役に立つのが、Fの店。
多彩なジャンルに、さまざまな得意分野が自慢ですが、
使い勝手のよさが、やっぱり一番かも。
どうぞ、お気軽にお立ち寄りください。

では12月<月ナカ号>のスタートです。
最後までどうか、お楽しみください。

メルマガ読者限定 おトク情報おコーナー
 第115回  小料理ひとよ
   店主・星野光さんに突撃インタビュー!

星野さん、こんにちは。
いよいよ年末、この時期のオススメは何でしょう?
「ずばり、<あん肝>(600円)です。
 一から最後まで、私がすべて調理します。
 従業員の子が、『うちのあん肝は、世界一』と、
 そんなふうに言ってくれます」

あん肝って、ものすごく繊細な料理じゃないですか?
“激マズ”に当たったことも一度や二度じゃありません。
「確かに、作るのはものすごく大変で、
 毎回、泣きながらやってます(笑)
 まず、素材の新鮮さが第一で、
 一番大変なのが、下処理です。
 血管とかを丁寧に取り除くんですよ。
 ここをちゃんとしないと、生臭いものになっちゃう」

ああー、そんなに大変なんですね。
そうやって手間と時間をかけてくれるから、
美味しいあん肝ができるのですね!
「こればっかりは、バイトの子にはいじらせない。
 蒸し加減も大切で、すごく気を使います」

星野さんの愛情たっぷり、手作りあん肝!
しかもボリュームたっぷりで、この値段。
本当に、心していただかないと!
そして日本酒をキュッ。ああ、たまりません。
他に寒い時期ならではのオススメは?
「定番メニューですが、<牛すじ>(630円)ですね」

知ってます。大好きです。
どこにもない、韓国風の牛すじ煮込み!
「これも2日かけて作ります。
 一度、圧力鍋で柔らかくしてから、
 冷蔵庫で寝かせます。ここで固まった脂を、
 すべて、丁寧に取り除きます。
 この手間がないと、ギトギト脂が浮いた牛すじになるので」

ああ、だから、コクがあるのにすっきりしてるのですね。
根菜もたっぷり入って、栄養価もばっちり。
「そうですね。大根、人参、こんにゃく、
 そして溶けてしまうのですが、玉ねぎもたっぷり」

あの甘さは玉ねぎだったのでしょうか。
白いご飯にかけて食べるのがたまりません。
「裏メニューでたまに出したりしますが、
 牛すじぶっかけご飯や、牛すじうどんも〆に人気です」

そうでしょう。もう、たまりません。
冬はやっぱり、お鍋といきたいですが……。
「仕入れの時に、珍しい魚介があれば、
 お鍋にしてお出しします。
 先日は北海道の<かじか>が手に入ったので、
 <かじか鍋>にしたのですが、大好評でした。
 いわしの<つみれ鍋>も好評でしたし、
 仕入れ次第ですが、ご予約いただければ、
 希少な魚介を使った鍋もご用意できます」

それは、めっちゃ、楽しみです!
あったかお鍋で、ますますお酒が進みますね。
では星野さん、ここでお休みの楽しみを教えてください。
「お休みですか〜。先日は仕込みをしてたし、
 その前の休みは営業で終わりました。
 食べ歩きとか飲み歩きをしたいのに、
 なかなか、休みにならないという……。
 自営業って、そんなもんじゃないですか?」

そうです、そうです、わかります。
結果、休んでいないという(泣)
それでは、皆さま、お待たせしました。
メルマガ読者限定サービスを発表していただきます。
「メルマガを見たと言ってくだされば、
 あん肝・試食サービスをさせていただきます。
 あん肝が売り切れの場合は、ドリンク1杯ですね」

ありがとうございます!
もう、なんて太っ腹。男前でステキです。

さあ、皆さま、もう行きたくなっていますよね。
そうその素直な心のままに、今宵はひとよへ。
絶品あん肝と、星野さんの笑顔が待っています!
 
2016年12月20日〜2017年1月15日までのサービスです。

・・・・・・・・・・・・編集後記・・・・・・・・・・・・・・
今年もこのささやかなメルマガをご愛読いただき、
心より感謝申し上げます。
来年の1回目の配信で、なんと150回!
皆さまに支えられてのFの店であることを、
改めて思うばかりです。

皆さまにとってお正月のご馳走って、何ですか?
東北生まれの私は、お餅なんです。
多彩なおせち文化って、関西のものかなと思うのですが、
そういうものが東北(福島)にはなく、
正月に食べるのは、多種多様なお餅なんです。
お雑煮(うさぎの肉)の他に、きな粉、納豆、ごま、
くるみ、磯辺、大根おろしと1個ずつ食べても、
元旦の朝に7個も8個も、お餅を食べるというわけです。
もう、お腹はパンパン、しばらく動けません。
さすがに今ではお雑煮、納豆、磯辺ぐらいに抑えていますが……。
お餅ってかつて、最大級のご馳走だったと改めて思います。

最後になりましたが、
皆さまにとって2017年も良き年となりますよう、
心よりお祈り申し上げております。
どうか、よいお年をお迎えください。

次回の配信は、2017年1月16日。
おトク情報を提供してくれるのは⇒ リカーベース福生さんです。
どうか、お楽しみに♪

★ライター紹介(黒川祥子)
福生市在住、ノンフィクションライター。福島県出身。
著書に開高賞受賞作、『誕生日を知らない女の子』。
『子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち』など。
『誕生日を知らない女の子  虐待—その後の子どもたち』が文庫になりました。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4087453820/ref=cm_cr_dp_see_all_btm?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=recent